【可愛い患者】理学療法士と患者の恋愛はアリ?ナシ?現役PTが解説!

こんな方におすすめ

  • 自分に好意があるのか知りたい
  • 患者は恋愛対象になるの?
  • 理学療法士にどうやって気持ちを伝えればいい?

「リハビリを受けるうちに、理学療法士の先生のことが気になってしまった…相手はどう思っているのかな。」と不安に思っているのではないでしょうか?

病気やケガでリハビリに通っているうちに、理学療法士に恋心を抱くことは珍しくありません。

しかし、「患者と理学療法士の恋愛は許されるの?」「今すぐ気持ちを伝えてもいいの?」とモヤモヤしますよね。

恋愛は自由!元患者と理学療法士の関係でも結婚している人はいる

患者と理学療法士が恋愛してはいけないという法律はありませんよ◎

ただし、アプローチ方法によっては相手が困ってしまったり、ギクシャクしてしまうことも。

今回は現役理学療法士の視点から、なぜ恋愛感情を抱きやすいのか、適切なアプローチ方法をお伝えします。

思いを寄せている理学療法士と良い関係を築くために、どういった行動を取れば良いのか一緒に確認しましょう。

理学療法士と患者の恋愛関係はOKなの?【OK!思いを伝えるタイミングは重要】

法律的・倫理的に問題はないの?

理学療法士に関わる法律で患者と恋愛して罪に問われるものはありませんよ◎

しかし、理学療法士は医療従事者として患者に対して公平に接する義務があり倫理的には慎重な対応が求められます。

例えば、一部の病院などでは「患者との個人的な関係を持つことを禁止する規定」があります。

これに違反すると信頼を失うことがあるため、理学療法士自身も気をつけています。

法的に恋愛が禁止というわけではありませんが職場のルールや倫理的なことを考えると、軽い気持ちでのアプローチは避ける方が良いですね。

現役理学療法士

なみてい

公平に接するとは?

恋愛感情が混じってしまうと、どうしてもその人が気になってしまいますよね。

リハビリの時間が他の人よりも少し長くなってしまったり、ボディータッチが多くなってしまうなど。

本人たちが思っている以上に周りにいる他の患者や患者家族、理学療法士は気づきます。

患者側は退院してしまえば病院とは関係なくなりますが、理学療法士はそうはいきません。

上司から嫌味を言われたり、同期からいじられたり、、。

最悪の場合、病院での居場所を無くしてしまうことも。

そのため、理学療法士は公平に接することが重要視されます。

現場のリアルな意見は?

多くの理学療法士は患者との恋愛に対して慎重です。

医療従事者としての立場を考え、仕事と個人的な感情を分けようとする傾向はあります。

実際に、「患者として接している以上、恋愛対象として意識しないようにしている」という意見も多いです。

一方で、リハビリ終了後に交際へ発展したケースもあります。

リハビリ中に恋愛関係を気づくのは難しいですが、終了後に自然な形で距離を縮めることはできますよ◎

リハビリ終了後なら可能性はある?

リハビリ終了後であれば、恋愛に発展することは十分にありますよ◎

患者と理学療法士という関係性が終わるので、患者と医療従事者という立場ではなくなるからです。

実際に、リハビリ終了後に連絡先を交換し少しずつ関係を築いていった結果、恋愛関係になったカップルもいます。

リハビリ期間中は感情を抑え、終了後に適切なタイミングでアプローチするのがベスト◎

なぜ理学療法士に恋をしやすいのか?

理学療法士に恋をしやすい理由は、物理的・心理的な距離の近さにあります。

理学療法士はリハビリを通じて患者を励まし支えるので、特別な感情が芽生えやすくなります。

  • 物理的な距離が近い → リハビリ中に触れることが多い
  • 優しく親身に接してくれる → つらい状況を支えてくれる
  • 励まされることで特別な存在に感じる → 精神的に支えられると恋愛感情が生まれやすい
  • 健康的で魅力的に見える → 制服は清潔感があり、爽やかな印象を持ちやすい
  • 単純接触効果 → 何度も会うことで自然と好意が生まれる

リハビリの環境が、理学療法士への好意を生みやすい要因になっているんですよ。

気持ちを伝える前に気をつけるべきこと

理学療法士に恋をしても、適切なタイミングと方法を考えることが重要です。

なぜ理学療法士に恋をしやすいのか?」でお伝えした通り、リハビリ中は感情が高まりやすく相手に負担をかけることがあります。

  • 相手の立場を考える → 患者に対して公平でなければならない
  • リハビリ中の感情は一時的な可能性もある → 落ち着いて判断する時間が必要
  • 治療が終わるまでは控えめに → 焦らず、自然な形で距離を縮める

リハビリ中の感情に流されず、冷静に考えることが大切です。

好意を寄せている理学療法士に思いを伝える方法

気持ちを伝えるなら、リハビリ終了後に慎重にアプローチしましょう!

関係を焦ると相手に負担をかけたり、気まずい関係になったりすることがあります。

理学療法士に思いを伝える方法
  • 感謝の気持ちを伝える → 「お世話になりました」と伝え、自然な会話を増やす
  • 共通の話題を見つける → 会話のきっかけを作る
  • 連絡先を交換するチャンスを作る → 無理なくつながる方法を考える

焦らず、少しずつ関係を築いていくことが成功のポイント◎

ダメな理学療法士の特徴

恋をする前に、相手が本当に信頼できる人かどうか?を見極めることも大切ですよ。

理学療法士も人間なので、良からぬことを考えている人もいます。

  • 患者によって態度が変わる→特定の患者にだけ優しい、異性の患者にだけ親しげな態度を取る
  • プライベートな話を聞きすぎる→必要以上に個人的な話をしてくる
  • 距離感が近すぎる→必要以上にボディタッチが多い人は誠実さに欠ける
  • 噂話や悪口が多い→職場の同僚や他の患者の話を悪く言う人は信頼に値しない
  • 仕事に対する姿勢が不真面目→リハビリの指導を適当に行ったり、時間にルーズ

「理学療法士だからみんな良い人」ではなく、雰囲気に流されていないかチェックしましょう◎

リハビリ中のボディータッチが多い理由

ボディータッチが多い理由

正しい動きをサポートするため

痛みがある人や病気を抱えている人は正しい動きができないので、正しい動きを行えるよう介助する必要があります。

  • 患者さんが適切なフォームでリハビリを行えるように手添えする
  • 筋肉や関節の動きを確認しながら調整する

サポートのために体に触れることがありますよ。

痛みや筋緊張のチェックのため

骨折後や高齢の方だと筋肉が固まっていてスムーズに動けないことがあるので、触れて確認する必要があります。

  • どの部分に痛みやこわばりがあるかを直接触って確認する
  • 筋肉の硬さや関節の可動域を評価するために、実際に手を添える

体にはたくさんの筋肉があり、目で見ただけではわからないので直接触れる必要があるんですよ。

リラックスを促すため

お風呂に入っている時ってリラックスしませんか?

温熱療法と言って、体を温めることで血流を促し筋肉が柔らかくなっているんです。

それと同じで筋肉を和らげるために直接体に触れるという意図もありますよ◎

  • 患者さんが無意識に力んでしまうことがあるため、手で軽く触れることでリラックスを促す
  • 過緊張している部位をほぐしながら動きをサポートする

固くなっている筋肉に手を置いておくだけでも筋肉が緩んでいくのです。

バランスや体勢を整えるため

フラフラよろけている人がいれば倒れないように手や体を支えますよね?

また理学療法士は前後左右などのバランスも見ています。

良い姿勢で動けるように手添えしているんですよ。

  • 立ち上がり動作や歩行訓練では、バランスを崩さないように支える
  • 転倒を防ぐため、腰や背中に手を添える

痛みのある人や高齢の方はバランスが悪くなりやすく、介助の仕方も手だけではなく体を支えることもありますよ。

筋肉の使い方を伝えるため

「大腿四頭筋に力を入れてください。」と言われてもどこかわかりませんよね?

実際に筋肉があるところに触れて指示した方がわかりやすいからです。

  • 「ここに力を入れてください」といった指示をするとき、実際に触れることで意識しやすくなる
  • 患者さん自身が正しい筋肉を使えているかを確認できる

リハビリでボディータッチが多いのは、患者さんの安全を守りながら正しい動作をサポートするためですよ◎

よくある質問

バレンタインにチョコをあげたいけど迷惑?

基本的に病院や施設は患者さんや利用者さんから物をもらうことは禁止されています。

もし、渡す場合は病院や施設へ感謝の気持ちとして渡すのがベターです。

患者がおばさんだったら担当の理学療法士はがっかりしない?

リハビリすることが目的なので、年齢で判断することはありませんよ。

可愛い患者をひいきする?

ないです!と言いたいところですが、実際あります。

理学療法士が患者に惚れることはある?

私は実際には聞いたことがありませんが調べてみると理学療法士と患者で結婚された方もいるので、あるようですね。

まとめ:恋愛感情を大切にしつつ、慎重に行動しよう

理学療法士への恋愛感情は自然なものなので安心してください◎

しかし、リハビリ中に告白するのはリスクが高く慎重な行動が求められます。

最適な方法はリハビリ終了後に感謝を伝えながら、少しずつ距離を縮めることですよ。

焦らず、相手の立場を尊重しながら、良い関係を築いていきましょう◎